娘の入院…、怒涛の日々。
娘の入院二日目、そして私の退院日。
産婦人科を出て、そのまま小児外科へ。そして個室に入っていた娘、と憔悴しきった旦那様。
一晩で何があったのか。どうやら、娘と初めて過ごす夜、何をしていいかわからずほとんど寝ずに起きていたらしい。
お疲れ様、と声をかけて娘との再会。
そのあと、怒涛の入院のための資料や署名を行いました。読めば読むほど頭が混乱してくる資料。とりあえず、書くだけ書いて、クリアファイルにしまうことに。
担当医に病状説明をしてもらい、病名を教えてもらうと胆道拡張症の疑いあり、とのこと。今まで3cmの黒いまる、だったものに名前がつきました。
今まで、エコーで形を見て、嚢胞というキーワードで散々検索していたため、その病名には馴染みがありました。
そして、もう一つの病名、胆道閉鎖症の可能性もあるよ、と。
同じような名前で、でも段違いに重さが変わってくる病名。
担当医の先生は、拡張症の方でほぼ話を進めていた。
もしも、の可能性で閉鎖症の話をしていた。
その違いは、私にはわからなかった。
ただ、担当医の口から語られない、生存率のパーセントばかり脳裏にちらついた。
様子をこれから見て行って、それによってこれからが決まります。
と言われ先の見えない入院生活が始まりました。
様々な同意書に署名をするたびに、底知れない不安がこみ上げてくるのでした。